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三井物産ニュースリリース


2012年5月16日
 


ブラジル・ペトロブラス社 プレソルト鉱区向け超大水深掘削船の操業開始



三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己)、日本郵船株式会社
(本社:東京都千代田区、社長:工藤泰三)、川崎汽船株式会社(本社:東京都千代田
区、社長:朝倉次郎)、日本海洋掘削株式会社(本社:東京都中央区、社長:村田稔)
の本邦企業4社が、ブラジル国営石油会社(以下「ペトロブラス社」)向けの傭船サービス
事業(以下「本事業」)のために保有参画した超大水深対応掘削船(以下「ドリルシップ」)は、2011年12月15日に竣工、2012年2月4日に現地に到着し、4月25日にペトロブラス社に
よる傭船が開始されました。


「ETESCO TAKATSUGU J」と命名された本ドリルシップは、水深10,000フィート(3,000m)、
海底下30,000フィート(9,000m)までの掘削が可能な世界最高クラスの性能を備えて
おります。最初の掘削は、リオデジャネイロ沖200kmにペトロブラス社が権益を保有する
プレソルト層(岩塩下層)にあるFRANCO SW鉱区(水深約2,000m)で行う予定です。

本ドリルシップは、本邦企業4社が85%強出資して米国に設立されたエテスコ・ドリリング・
サービス・エル・エル・シー社が保有し、ペトロブラス社に対し最長20年間にわたり傭船
サービスを提供します。


近年、ブラジル近海ではプレソルト層鉱区において大型油ガス田の発見が相次いでおり、
巨大な埋蔵量が世界的な注目を集めています。本邦企業4社は本事業を通じ、ペトロ
ブラス社の注力地域であり今後更なる発展が見込まれる同鉱区の資源開発に寄与して
いきます



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